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かつては日々の食事メモでした。

割り箸

よく使う駅前のスーパーがある。そこでは惣菜や弁当などいわゆる「中食」と呼ばれる出来合い料理と酒をメインに買っている。家で調理する食べ物と違って、出来合い料理を買うと必然的に必要になってくるものがある。箸、スプーンの類である。

コンビニでは何を買ってもおまけが付いてくる。スプーン、ちっちゃいスプーン、フォーク、箸、ストロー、ケチャップとマスタードが一体化した謎のやつ。こっちが何も言わなくても袋の中が小物だらけになる。もちろんスーパーだって負けてない。アイスを買えば木の棒がついてくるし、ヨーグルトにはちっちゃいスプーンをつけてくれる。まぁそんな調子である。

ところがどっこい冒頭に紹介したスーパーは違う。前提を共有しよう。まずその店にはふんだんに惣菜が揃っている。つぎにレジには大量の割り箸があふれている。そして私は惣菜と弁当を買っている。この状況で割り箸をくれないレジのババア!いや、こちらが一言「オハシクダサイ」のサインを出せば入れてくれるのだが、それにしたって、デフォルト設定はOFFなのである。

何が言いたいのかというと、私はお箸をもらい忘れることが大変多いので、それすなわちいざ食べる時になって途方に暮れることが大変多いのでどげんかせんといかんのである。宮崎以上に由々しき問題かもしれない。もちろんコンビニではそんなことはありえない。いや、前に1、2度あったがあれからそのコンビニには二度と行ってない。完璧なる再発防止策。しかしそのスーパーにはそれが通用しない。なにぶん店が少なくそのスーパーを逃すとOWARIなのである。行かざるを得ない。惣菜もうまい。囚われの身である。

さすがに最近はもらい忘れることは減ったが、それでも再発することはある。そんなときは途中のコンビニに寄り、欲しくもないしょーもない何かを買い、それがなんであろうと、ファミチキであろうと、一緒に箸をもらう。そういうことである。店員はいぶかしがるがそんなのは関係ない。他人の目よりも目の前の惣菜のほうが絶対的に大事である。