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かつては日々の食事メモでした。

鳥貴族における雑感

雑多な街だとは思っていたが案の定、天下の鳥貴族サマにおいてもそんな調子だった。この街って結局どの店行っても雑多なのね。客席を見回しても、あーやっぱりね、雑多な連中の巣窟。なぜか変換できた。ざったなすくつ。むろん私もその一躍を担っていたし雑多な街並みの一員だったけども、うーんそれでもなぁ、渋谷のトリキはあんなに可愛い子がいたのになぁ。悲しい現実を突きつけられた。うちはうち、渋谷は渋谷。雑多な客層に涙しつつ、腹いっぱい堪能してきた。そんな夜。

しかし貴族焼きは安定の美味さだったなぁ。タッチパネル式の注文様式。チェーン店においてはほぼデファクトスタンダード化してる感じもしており驚きは少なかったものの、いまだに(イマ風だなぁ)と感心してしまう。赤提灯なアナログ居酒屋が好きすぎて、少しでもテクノロジーが見え隠れするとドギマギしてくる。そんなアンチテクノロジーが今回はテクノロジーの力をふんだんに借りながらプレモルだけ頼んでいたが、質より量だろ!の夜は金麦に走ることもあり、今夜はノーキンムギナイトだった。ウィズプレモルナイトだった。量より質。

しかしチェーン店ってホント安いんだな。日頃そういった場所を避けがちな私であるけども、たまに行くとその安さ、そしてメシの安定した美味さには感動を禁じ得ない。自戒を多分に込めて言うならば、数年前に抱いたかもしれないチェーン居酒屋へのネガティブな印象を引きずっているのであれば、そんなものはすぐに捨てるべきだった。それなりにおっきな企業はやっぱそれなりに努力してるわけで、数年前より今この瞬間は確実に美味くなっている。そうじゃなきゃ全国に何百軒も展開できないよね。数がそれを物語っている。赤提灯は最高だ。しかしチェーン店もまた頑張っているのだ。誰かに誘われなきゃ行かない気はしつつも、まあそれでも、298円もらえるならまたチラッと行って見てもいいかもしれない。その時はどうしよう、何貴族として入店しようかな。独身貴族かな。