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かつては日々の食事メモでした。

日が沈む前にオフィスを出た

普段よりも少し早い退社になった。街はまだ明るく、駅には人が溢れていた。なんだかいつもと違う感じだなぁ。そう思うと、自分がどこにいるのか一瞬分からなくなる感覚に陥る。春の訪れとともに日は着実に長くなり寒さも着実に和らいでいく。暦の上ではもう春。近ごろ街に色味を感じるのは梅のピンクが寄与するところもあるだろう。室内干しの乾きが少しだけ遅くなってきた気がする。卓上加湿器の出番も少しずつ減ってきた。桜の季節まであと少しだ。イエスフジファブリック

近ごろはゼロベースでの資料作りを行うことが多い。そのとき大事になるのは、適当なアウトプットイメージを如何にパッと思い付けるか。細部に拘りたいタイプなので全体像をササッと仕上げることが大事になる。いかに素早く適当に全体像を描けるか。効率性に資する大変重要な能力だと思う反面、一体そのセンスはどこからやってくるのだろう、如何にして磨かれるのだろうと思う。時間をかけた割に読み手に効果を与えられないもの、手直しが多く入るもの、長く汎用的に使われないもの、いずれの結果も望んでいない。ある種の環境においてはそういった部分が強制的に鍛えられるかもしれない。理論とノウハウを叩き込まれるイメージ。しかし、いや、残念ながら今の環境ではそれが難しい。だから自分で見出していくしかない。

モノをたくさん見て引き出しを増やす。先ず思い付くのはこれだ。しかしもう少し異なる角度からのアプローチもあるはず。例えば、ひとつのものを深く見る。デザイン、表現の背後にはどのような意図があるのか。どのような効果があるのか。他に活かせるとしたら、流用するとしたらどういった場面か。自分なら同じお題目に対しどう応えていたか。数をこなして発想の幅を広げるアプローチ。そして多角的に見ることで発想の深さを伸ばすアプローチ。他にもあるだろうか。色々と実践していきたい。

明日はもっと暖かくなるらしい。ウルトラライトダウンだと流石に暑いだろうか。朝晩はそれほど気温が上がらないので、朝晩だけ使ってみようか。いやいや、他に上着がないからもう少しだけお世話になろう。マスクの威力が素晴らしいことは以前どこかに書いた。つければ鼻水はピタリと止まり外すととめどなく溢れ出す。その油断がクスリの置き忘れに繋がっているのは皮肉な現実だ。明日は忘れないようにしよう。