ビールからの卒業
が、できない。全然できない。
私はビールは飽きずにずっと飲めるタイプで、食事との相性も無難だし気づくとそれしか飲んでいない。朝まで平気で飲んでしまう。もちろんビール自体好きなのだけど、なんだかよくわからないまま惰性でずっと飲んでしまうようなところがある。
とはいえビールにはよくない話も沢山あって、やれプリン体だやれなんとか脂肪だとかいう具合に、先々のことを考えると控えた方がいいのではないかと思ってしまう。もちろんお酒自体は控えないけど、ビールはちょっと控えないといかんなと思うようになった。
世は大ハイボール時代であり私も多分に漏れずハイボールを嗜んでいる。ハイボール。これはビールの次なるステージになりうる。飲み飽きないし食事との相性もいい。ガバガバ飲んでもビール程度にしか酔わない。これは救世主なんじゃないか。そう思ってしまう。なので最近は積極的にハイボールを頼むようにしている。ビールの時代は終わりなんじゃ!
と意気込むのはいいのだが、気づくとビールに流れてしまう自分もいる。スタンディング系のガヤガヤ系バーに行くと、高貴なカクテルは望めないので、よくわかんねぇと思いとりあえずビールを頼んでしまう。安パイ。そして思う。やっぱうめぇなと。そして思う。そろそろビールは卒業しないといかんなと。だってそうでしょう。先のことを考えれば、他のお酒に触れるのもいい経験になる。世界が広がる。ビールの世界にひきこもってちゃダメだ。やはり卒業して"大人な飲酒"を楽しむべきだ。いやでも・・・
こんなことをかれこれ3年は繰り返している。